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太もものセルライトは見た目を悪くするだけでなく、血行不良や冷えの原因になります。
体重が落ちても太ももだけ痩せなかったり、太ももだけ凸凹して気になることはないでしょうか。
本記事では太ももにセルライトができる原因や、セルライトを解消するダイエット方法を紹介します。
セルライトのない太ももにしたい方はぜひ参考にしてください。
皮膚表面が凸凹になるセルライトは、脂肪細胞の周りに老廃物が絡んだものです。
体の中にある老廃物はリンパや血流の流れによって体外に排出されますが、体の中に残ってしまった肥大した脂肪細胞がリンパ管や血管を圧迫してしまいます。
うまく排出されなかった老廃物が脂肪細胞に絡まって徐々に硬くなり、真皮層にある線維芽細胞を押し上げて肌表面を凸凹にしてしまうのです。
セルライトの肌表面が凸凹してオレンジの皮のように見えることから、「オレンジピールスキン」ともよばれています。
運動不足になると筋肉量が減り、血流も悪くなるためセルライトができる原因になります。特に太ももは、運動不足の影響はもろに出やすい部位とされています。
運動不足で血流がうまく循環しないと、リンパ管や血管内の老廃物を排出させることができず、脂肪細胞と結びついてセルライトになってしまうのです。
冷えやむくみが原因で起こる血行不良は、血流の流れが悪くなるためセルライトができやすくなります。
女性の場合下半身に脂肪が付きやすく、血行不良が起きやすいです。
血行不良が起こると脂肪が付きやすくなる、脂肪がつくと血行不良になるといった悪循環が起こるため、太もものセルライトは血行不良によって付きやすいと言えるでしょう。
デスクワークで長時間同じ体勢でいたり、姿勢が悪い状態で立ちっぱなしでいることもセルライトができる原因になります。
特に座りっぱなしでいると、ももの付け根の鼠径部のリンパ管を圧迫してしまうため、リンパや血液の流れを悪くします。
猫背でいたり足を組むなど姿勢が歪んでいると筋肉の動きにも影響を与え、筋膜がねじれて筋肉がスムーズに動かなくなります。
そのため、長時間同じ体勢でいると筋肉や血流、リンパの流れに影響を与え、結果的にセルライトができやすくなるのです。
ファストフードや揚げ物、肉食中心など偏った食事はカロリーが非常に高いため脂肪細胞を肥大化させる原因になります。
セルライトは肥大化した脂肪細胞に老廃物がまとわりつくため、セルライトを作り出す原因なるのです。
偏った食事内容は一般的には塩分が多いことが多いため、むくみの原因にもなります。
では、どうすれば太もものセルライトを解消することができるのでしょうか。
ここからは、実際に太もものセルライトに効果のある具体的な方法について解説していきましょう。
セルライトは皮膚のすぐ下にある皮下脂肪の脂肪細胞に老廃物が絡んだ状態のものです。
そのため、セルライトは外側からつまむことができるので、硬くなったセルライトを刺激して柔らかくするマッサージが効果的です。セルライトを揉むとかなり痛いので、力加減に注意しておこなって下さい。
筋トレや有酸素運動はセルライト解消に効果的ですが、長期的に続けるのは難しいため、手軽にできるストレッチがおすすめです。
太ももの裏が伸びるようなストレッチで筋肉をしなやかにすることで、血流やリンパの流れをよくすることができます。
入浴後の温まった状態や、寝る前のリラックスしている時に行いましょう。
セルライトを刺激するローラーや家庭用EMS、キャビテーションマシンを利用する方法もあります。
セルライトは外側から刺激を与えることが大切なので、マシンを上手に活用してマッサージをすると効果的にセルライトを解消できます。
セルフケアが難しい方や継続できるか不安な方はエステサロンでプロに任せることをおすすめします。
エステサロンには、セルライトを柔らかくする、ほぐす、流すといった行程が行えるマシンやハンドテクニックがあります。
自宅でのストレッチやマッサージなど継続的なケアも必要ですが、エステサロンの業務用マシンではセルフケアでは難しい深部のセルライトに働きかけることができるので効率的です。
太ももにセルライトができる原因や、セルライトを解消するダイエット方法をご紹介しました。
セルライトは一度できてしまうと除去しにくく、継続的なケアが必要になります。
セルフマッサージやストレッチ、エステサロンを利用するなどの方法があるので、自分に合った方法でセルライトケアをしてみてください。