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女性は皮下脂肪がつきやすいとされていますが、皮下脂肪がつくとボディラインが崩れてしまいますから落とし方を知りたいとお考えの方は多いでしょう。
実は皮下脂肪はなかなか落ちにくいといわれているため、ダイエットの効果がなかなか現れず諦めてしまう方も多いのです。
今回は効果的な皮下脂肪の落とし方を紹介しますので、スッキリとしたボディラインになりたい方はぜひ参考になさってくださいね。
皮下脂肪なんてなければ良いのに、と思っている方は多いでしょう。
たしかに皮下脂肪はつき過ぎると肥満になる恐れがありますが、実はいくつかの働きがあり体にとってある程度は必要なものなんです。
皮下脂肪には外部からの刺激や衝撃を和らげたり、体温を保つ働きがあります。また皮下脂肪はエネルギーを蓄える貯蔵庫とも言われているんです。
ただ皮下脂肪が増えすぎると肥満や関節痛、睡眠時無呼吸症候群などにつながる恐れがあるため、増えすぎないよう注意し適正範囲を維持する必要があります。
皮下脂肪と内臓脂肪の違いは何でしょうか。
皮下脂肪は皮膚の下の皮下組織につく脂肪のことで、二の腕や下腹などのお腹回り、お尻、太ももなどが特に皮下脂肪がつきやすい場所です。
一方、内臓脂肪は内臓周りにつく脂肪をいいます。
一般的に女性には皮下脂肪が、男性には内臓脂肪がつきやすいといわれています。
皮下脂肪は生活習慣が原因でつきやすいことが分かっています。そのため生活習慣を改善しないと皮下脂肪はどんどん蓄積されてしまうのです。
ここでは皮下脂肪がつく原因をくわしく紹介しますので、落とし方を知る前にご自分の生活習慣と照らし合わせて原因を考えてみましょう。
通常、食事によって摂取したカロリーは生活の中で使われますが、消費できず残ってしまったカロリーは脂肪として蓄えられます。
消費できるカロリーを超えて食べ過ぎると、皮下脂肪につながるため、注意が必要です。
人は生活しているだけでもカロリーを消費しますが、デスクワークの方や運動不足の方はどうしても消費カロリーが少なくなるため、皮下脂肪が蓄積しやすい傾向があります。
基礎代謝とは呼吸したり心臓を動かしたりといった生きるためにカロリーを消費することで、その量は年齢や性別、筋肉量などにより異なります。
基礎代謝量が減ると食事制限をしてもなかなか効果が出にくいため、皮下脂肪を落とすには筋肉量を増やして基礎代謝量を向上させることが大切です。
皮下脂肪は内臓脂肪に比べて落とすのに時間がかかるといわれています。
そのため皮下脂肪を落とすには生活習慣を見直し、皮下脂肪を増やさないよう注意しながら消費カロリーを増やすことが大切です。
ここでは皮下脂肪の落とし方をいくつか紹介しますので、ぜひ今日から始めてみましょう。
皮下脂肪の効率の良い落とし方は筋トレと有酸素運動をセットで行うことです。
これらをセットで行うと、筋肉量をアップする筋トレで基礎代謝をアップさせ、脂肪燃焼効果のある有酸素運動で効率良く皮下脂肪を消費することができます。
有酸素運動と筋トレを行う順番は先に筋トレを行ってから有酸素運動を始めるのがより効果的です。
皮下脂肪の落とし方としておすすめの筋トレのひとつがスクワットです。
スクワットは体の中で大きい筋肉とされるお尻や太ももを動かすため、効率良く筋力アップ、基礎代謝アップが見込めます。
皮下脂肪の落とし方としておすすめの有酸素運動はウォーキングやスイミングです。
とくにウォーキングはジムに通ったり道具を買う必要がなくすぐに始められます。
ウォーキングをする際は背筋を真っすぐに伸ばし、ゆっくりと呼吸しながら歩きましょう。
またスイミングは水の抵抗を受けるため、同じ運動時間でもより効率良く脂肪を燃焼させる効果が期待できます。
水泳は苦手な方は水中ウォーキングやアクアビクスなどがおすすめです。
有酸素運動を行う目安は20分以上が理想ですが、無理のないペースで行いましょう。
皮下脂肪は一度ついてしまうとなかなか落としにくいためお悩みの方も多いです。
今回紹介した皮下脂肪の落とし方は効果が現れるまでに時間がかかりますが、続けるうちにボディラインの変化を実感できるでしょう。
旅行や同窓会、ウエディングなどの予定があり、早い効果を望まれる場合は痩身エステで美容のプロにお任せするのもひとつの方法です。
皮下脂肪は減り過ぎるとホルモンバランスの乱れにつながる恐れもあるため、今回紹介した落とし方を参考に適正範囲を保ちつつ美しいボディラインを目指しましょう。